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わたしの日々のこと

読書/本

読み手ギブアップ。

今日は1日、本を読みながらソシャゲを回した。返却期限が迫っている本なので、読んでしまわなければと焦るのだけど、頭にちっとも入ってこない。 宗教と科学に関する本で、紹介されてた時はめちゃくちゃ面白そう! と、即図書館で予約したのに、いざ来てみる…

事件録読了。

ボニー・マクバードの『シャーロック・ホームズの事件録』を読み切ってしまい、もっと! もっと! な状態になってしまった。最新作まで全部、日本でも出版されますように。 シャーロック・ホームズの事件録 悪魔の取り立て (ハーパーBOOKS) 作者:ボニー…

『誘拐犯』。

下巻に入るタイミングで、Podcast『真夜中の読書会』を聞き返した。そこで紹介されていて、興味を持ったので。そしたら、そうなの。そうなのよ。そうなのよねえ、と改めて大共感の嵐。魅力のない(とされる)主人公には、不憫だと同情しながらも、あなたガー…

いま読んでる。

いま読んでいる本。Podcast『真夜中の読書会』で今年早々に紹介されていたこれ。 誘拐犯 上 〈ケイト・リンヴィル〉シリーズ (創元推理文庫) 作者:シャルロッテ・リンク 東京創元社 Amazon 読み始め、なんかこれ……面白くなるの? ほんとに? って思ったのが…

『本と私と恋人と』

ハッピーエンドが約束されているって、すごいことだなと思った。どうなるか分からないハラハラする気持ちも、姉妹関係へのモヤモヤする気持ちも、全部がハッピーエンディングへのスパイス。 本と私と恋人と (二見文庫ザ・ミステリ・コレクション) 作者:エミ…

読んだ。読んでる。

旅行に読みかけの本を持っていく、もしくはわざわざ未読の本を持っていく程度には、読書が好きだ。 最近読み終えたのはこれ。実はコナン・ドイルのは読んだことがなくて、映像作品もBBCのドラマとガイ・リッチーのしか見たことない。(どっちも面白い)ホー…

『ヘルシンキ 生活の練習』。

北欧、特にフィンランドが好きだという友達が多い。その中には、北欧、特にフィンランドを理想郷みたいに思っているひとも少なく無い。 実際住んでいる友達に言わせると、当たり前だけど旅行者と移民では見えるものも違うから、理想郷でも天国でもないとめち…

『たそがれ大食堂』。

図書館に本を返却に行って、手ぶらで帰るのも寂しいので借りた本が大当たりだった喜び。 たそがれ大食堂 作者:坂井 希久子 双葉社 Amazon 百貨店の大食堂なんて、今やもうほとんど見ることはないよね。かつてはどこの百貨店にもあった気がするし、お子様ラン…

『暗殺者たちに口紅を』

いま読んでる本『暗殺者たちに口紅を』、すごく面白い。定年退職した殺し屋たちが組織から抹殺されかけて、一矢もニ矢も報いまくるストーリー。こういうの映像でも観たい! 暗殺者たちに口紅を (創元推理文庫) 作者:ディアナ・レイバーン 東京創元社 Amazon …

野望の果ての真実。

やっと読み終えた。 この本を読むのをきっかけに確認したら、自分がInstagramを使い始めたのは、今年でちょうど10年前。Facebookに買収された翌年だ。 mixiもMy Spaceも使っていなかったわたしがSNSを始めたのは、ブラック企業を退職して、ようやくまともな…

『ウィンザー城の殺人』。

図書館に富山金沢旅行のためのガイドブックを借りに行った。と、同時に予約していた本も借りてきた。その本は小説の続編で、一作目はこちら。 エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫) 作者:S・J・ベネット,芹澤 恵 KADOKAWA Amazon 「エリ…

『親愛なるレニー』。

レナード・バーンスタインというと、『ウエストサイド・ストーリー』の……くらいの前知識しかなくて、なぜこの本を予約したのか、きっかけは忘れてしまったけど、とても良い本だった。 親愛なるレニー: レナード・バーンスタインと戦後日本の物語 作者:吉原 …

『黒い海』。

武田砂鉄が本を紹介するPodcastで知って図書館に予約した本が、やっと読めた。 黒い海 船は突然、深海へ消えた 作者:伊澤理江 講談社 Amazon 2008年に起きた漁船の転覆事故の真相を追う、ルポでありミステリー。本作中に謎は解けきらず、現在も作者は取材を…

感性が老いたのか。

ぜんぜん読めてなかった本をひたすら読んで、めちゃくちゃ頑張って読んだけど、感想としてはあまり面白くなかったというか、入り込めなかった。がっかりはしなかったけど、自分には1回読んだだけじゃ理解するのは難しくて、結構読むのが苦痛だった。 Amazon…

『最高のアフタヌーンティーの作り方』。

最近はカロリー的なこともあって和菓子を選びがちなのだけれど、洋菓子だって大好き。だから、アフタヌーンティーにも憧れがある。今度ロンドンに行ったら、絶対にアフタヌーンティーに行くと決めている。 古内一絵の描く世界は、リアルだと思う。どの職場も…

切ないラスト。

映画『ドラゴン・タトゥーの女』って、ラストめちゃくちゃ切ない。あれって、原作の方はどうなんだろうと、ずっと気になっている。原作に忠実なのかどうか。(『蜘蛛の巣を払う女』とSWE版の『ミレニアム』は観てない) 最寄りの図書館に原作本があって、い…

『恥知らずのパープルヘイズ』

そう言えばわたし、最近やっと『恥知らずのパープルヘイズ』を読んだんだった。 その後が一番気になるフーゴの物語。すごく良かったな……(じんわり)。パープルヘイズって、ほんと「死なば諸共」というか、本体であるフーゴにすら危険が及ぶ殺傷能力を持った…

一気に読んでしまった。

読み始めたら止まらなくて、昨夜、睡眠時間が短くなるのを覚悟のうえで、一気に読んでしまった『最高のアフタヌーンティーの作り方』。 感想などなど言いたいけど、今日は眠いのでそっちを優先して、ちょっと早いけど寝てしまおうかな。 そういえば『マカン…

『奇跡のフォント』。

最近読んだ中で、いちばん「熱意」というものを感じた本。 奇跡のフォント 教科書が読めない子どもを知って―UDデジタル教科書体 開発物語 奇跡のフォント 教科書が読めない子どもを知って―UDデジタル教科書体 開発物語 作者:高田裕美 時事通信社 Amazon 紆余…

『他人の家』。

先週、図書館に4冊返して4冊借りてきた。そのうちの1冊が『他人の家』で、Podcast『真夜中の読書会』で紹介されていたのを聞いて予約した。 他人の家 作者:ソン・ウォンピョン 祥伝社 Amazon 8編からなる短編集で、わたしが気に入ったのは、『アリアドネの庭…

『和菓子のアンと青春』。

『和菓子のアン』と続編の『アンと青春』を読んだら、無くてもいいと思ってたラブコメが発動して、「うおあ?」となってしまった。乙女……。 和菓子のアン (光文社文庫) 作者:坂木 司 光文社 Amazon アンと青春 和菓子のアン (光文社文庫) 作者:坂木 司 光文…

とりとめなく。

最近、日本の作家の小説を読むようになった。これは明らかに友人の影響で、これは読んだか? 面白かった! おすすめ! と、彼女とやりとりするのも含めて、とても楽しい。 今は坂木司の『和菓子のアン』を読んでいて(とても面白い)、次に読むのは古内一絵…

『快晴フライング』。

大好きな『マカン・マラン』シリーズの、いちばん最後のお話に登場した美青年エリック。彼とシャールが出会って、柳田先生がシャールと再会した頃の物語が『快晴フライング』。今は『銀色のマーメイド』と改題・加筆されているそう。 快晴フライング 作者:古…

『お誕生会クロニクル』。

昨日、図書館でたくさん本を借りてきたので、今日はちょっと散歩して、あとはひたすら読書。まずは古内一絵『お誕生会クロニクル』。 お誕生会クロニクル 作者:古内一絵 光文社 Amazon 『マカン・マラン』ではシャールが悩める仔羊たちに美味しいお夜食を振…

『鶏小説集』。

友達もわたしも、鶏ハムをよく作る。サラダチキンとか横文字の感じじゃなくて、あくまで鶏ハム。 写真で見る友達の鶏ハムがとても美味しそうだったので、どのレシピで作っているのか気になって訊ねたら、本のリンクが送られてきた。レシピ本かと思いきや小説…

『7月24日通り』。

『7月24日通り』、もっと少女漫画みたいなストーリーかと想像してた。 多分映画の予告編とかプロモーションの影響でそう思ってて、映画は予告編を観る限りモロにそんな感じだから、映画を観て原作読んだひとは「違う……」って思っただろうな。予告編しか観た…

いま読んでる本。

たまに友達と、「今読んでる本」や「今週図書館で借りてきた本」の写真を送り合っている。友達が送ってきた写真の中には、ブレイディ・みかこの『女たちのテロル』があった。わたしも読んで、とてもおもしろかったから、なんだかすごく嬉しかった。 わたしが…

『カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ』

わたしは恋愛が苦手で、うまくいった試しがない。でも恋愛を扱ったものが苦手かと言うとそうでも無い。ただただ感情移入して疑似恋愛に興じるのは、とても楽しい。 『カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ』は恋愛小説なのだろうけれど、理解できるところと…

『淑女たちの無邪気な秘密』。

ジェーン・オースティン味がすごいと聞いて、『淑女たちの無邪気な秘密』を読んだ。今読み終えたところなんだけど、うわあっ! と泣きたくなった。 淑女たちの無邪気な秘密 (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション ー ロマンス・コレクション ー) 作者:レック…

吉田メタルがいた感動。

去年読んだ本の中で、かなりハマったなという実感があったのが古内一絵の『マカン・マラン』シリーズ。大好きな作品だ。 マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ 作者:古内一絵 中央公論新社 Amazon しんどい時も、そうでない時も、わたしの人生にもシャールと…