毎月1日は映画の日。定時退勤キメて観てきたわ。
『ゲゲゲの鬼太郎』は昔から好きで、推しは一反木綿。彼はルパンファミリーで言ったら石川五右衛門だと思っている。水木しげる展で買った一反木綿のタオルは、ほぼ使わず後生大事に持っている。絶対捨てられない。
鬼太郎のアニメはその時代時代でビジュアルが違うし、馴染みがあるのはやっぱり昭和の薄暗いやつ。映画が公開されるって知った時は、今なんだ……とびっくりした。でも、今回の映画は鬼太郎の父さんと人間男性のバディものらしいとSNSで知り、それってなんかめっちゃそそるやん……となりました。
鬼太郎の生まれ方も、父さんが元々目玉だったわけじゃないことも、漫画で読んでたから知ってたけど、それでもなのかだからこそなのか、2023年の今、映画館で観たこの作品、めっちゃよかった。古今東西洋の東西問わずバディものはいいよな、ほんと。
ファーストデイだったのもあると思うけどほぼ満席。別の映画館で予約しようとしたら1席しか空いてなかったので、行ったことない映画館に予定も変更したんだ。ほんと大ヒットなんだね。
スカッとするような作品じゃなくて、どっちかというと怨みつらみで陰鬱なんだけど、そこに愛があるのが尊く美しいし、ああもうほんとに父と水木のバディっぷりがめちゃくちゃいいんだよね。しばらく浸りたい、あの世界。
