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わたしの日々のこと

『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』。

昨日が公開日だった『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』。昨夜のわたしが何をしていたかというと、友達とベルギービールウィークエンドに行って、ひたすらビールを飲んでいた。

とても楽しみにしていた映画版、初日に行かないのはちょっと寂しいかしらと思いつつ、いつ観に行こうかと映画館のサイトを見ていたら、舞台挨拶中継付きの回に残席があったので、席はあんまりよくないけどせっかくだしと思い、今日の13:00からの回で席を取った。ラッキー。

中継とは言え、舞台挨拶なんて久しぶり二度目。高橋一生、衣装着てないと本当にただの高橋一生なんだな……。いやはや役者はすごい。二度三度と足を運びたくなるきっかけに、というテーマに対する登壇者たちのトークがとても興味深くて、そのおかげで多分何も考えずに観るよりも楽しめた気がする。

映像がとかセットがとか衣装がとか、そりゃもう素敵美しい素晴らしいなんだけど、ルーヴルはルーヴルなだけですごかった。さすが、多くの人にとっての、一生に一度は行きたい場所。

ドラマを映画化するのって、まあよくあることだけど、これ映画にする必要ありました? ってならないために、ドラマじゃ組めない予算を組んでスケール大きくして海外に飛び出して……って、『ルーヴルへ行く』もそのまんまなんだけど、ルーヴルが舞台となるとそりゃあ大きなスクリーンで観たいってなる。そこに高橋一生岸辺露伴が乗ってくるんだから、これはすごいご馳走だなって思った。なので、もう少しねっちりと、パリとルーヴルを観せて欲しかったかな。

ストーリーは、淡い初恋が導く物語のようでいて、実は血脈の物語。そこがなんというか、まさにJOJOって感じ。初恋と血脈の間にミステリーがあって、そのミステリーの部分がもう少し濃くても良かったかも。パリで登場する2人も、すごくよかったからもっと観たかった。若き岸辺露伴は、淡い初恋仕立てのせいか、初心すぎてなんだか気恥ずかしくなってしまって、どうせなら高橋一生がやれば良かったのにと、無茶なことを思ってしまった。どう言えばいいのか、実写の岸辺露伴に関しては、どの時代の露伴にも高橋一生の顔が必要というか、やるべきと思わせてしまう説得力がある。もはや、あの顔でないと納得いかない、的な。一生、恐ろしい子……。

唯一JOJOの話ができる友達はまだ観ていないので、早く観て欲しい。今の望みはそれ。とにかく早く観て欲しい。