H E L M I

わたしの日々のこと

渋栗むし。

韓国の話は流れた。予算オーバーではどうしようもない。傷は浅い。だって、まだ何も調べ始めてなかったから。……とは言え、がっかりだ。このがっかりを埋めるために、とっておきのお菓子を食べた。

どん! 仙太郎の「渋栗むし」だ。店舗に行ったらラスイチになっていて、順番が回ってくるまでに売り切れたらどうしようと焦るあまり、みんな「月うさぎ」を買いますようにと祈った。

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祈りが通じたのか、前に並んだ5人はみな、冗談抜きに「月うさぎ」「月見だんご」を買い求めていく。おかげで無事買えた時は、脳内で歓喜の歌の大合唱である。

仙太郎の餡子は美味しい。そんなこと、みんな知ってる。美味しい餡子は蒸しても美味しい。そして、ぎっしりみっちりと敷き詰められた渋皮栗の蜜煮。美味しい。美味しいしか出てこない。

美味しいお菓子、いや、和菓子を食べて、心を金沢に戻す。金沢の和菓子屋調べよ。