6月の和菓子「水無月」。粒あんとういろうが大好きなわたしにとって、水無月は奇跡のお菓子。（虎屋ういろの「おはぎういろ」も天才の所業）
特に仙太郎の「みなづき」はとても美味しい。夏が終わる前に食べおさめたいと思って確認したら、店舗によってはもう販売が終わっている。あるかなあと心配しつつ百貨店の売場に行ったら、よかった、まだあった。
「みなづき」と「もち最中」を1個ずつ買って、「みなづき」は今日食べた。ういろうのもっちりと、小豆かのこのつぶつぶ感。こんな素敵なお菓子が伝統菓子だなんて……。
ういろうが大好きなので、本当は全てのお菓子屋さん（菓子舗というのかしら）に、ういろうを通年で売って欲しい。でもそれは叶わぬ思い。ういろうがこの大きさで店頭に並ぶ夏場は、わたしにはとてもありがたい。
夏なんて「洗濯物が早く乾く」暑いだけの季節だけど、みなづきは暑さすら忘れさせ……てはくれない。さすがに。でも、売場にみなづきが並んでいる季節なのだと思うと、ちょっと夏の好感度が上がる。
……あともう1回くらいは買いに行ってしまうかも。
