心が荒みすぎてつらいので、これはもう美しいものにふれて感動で心を満たすしかないと思い、大阪府堺市の「アルフォンス・ミュシャ館」に行ってきた。
ここが所蔵している数々の作品を、ここ以外で何度も見たことがある。本当にいまさら、遅ればせながら、やっと、本拠地に足を運んだわけだ。
とても楽しい企画展で、音声ガイドも無料だし、それにアクセスするためのフリーWi-Fiもある。インフラが整っていてめちゃくちゃいい。
『ミュージアムニュース』という冊子で見て、これはぜひ行くべきだったと後悔するような過去の企画展も。なんせ一大コレクションだから、手を替え品を替え様々な企画展ができるし実際やってるのに、今まで来たことなくてごめんなさいという気分になった。
さらに、年間通して開催される講座なんかもあると知り、やだ、なにそれ参加したかった……。
職場で心が荒ぶって呪詛を飛ばしそうになったときの護符として、すてきなクリアファイルを買った。これからは何かあっても、堺に行けばミュシャが観られるということを心の支えにしようと思う。