京都の嵐山に老松という和菓子屋の店舗がある。先日友達と桂川ウォーキングをした時に、「夏柑糖」を買っておいた。夏みかんの中身をくり抜き果汁と寒天で作られた、簡単に言うと夏みかんの寒天ゼリー。容器は本物の夏みかんだ。
今日はゴールデンウィークが始まってはじめてどこにも出かけず、毛布を洗ったりホットカーペットを片付けたりしたので、おさん時に「夏柑糖」を食べた。
爽やかな酸味が美味しい「夏柑糖」を、昨日買ったお皿に盛って悦に入る。たまの贅沢の寄せ集めだ。
気分が萎えるような嫌な話題をSNSで見かけるたびに、目を背けちゃ駄目だと思う。心を抉られるように辛いこともある。そういうの、見ないようにタイムラインを構成することも出来るけど、それじゃ生きてる感じがしない。
美味しいものは手っ取り早く心を癒してくれる。でも、ストレスを食べて解消した気分になるのはやめた。美味しいものを食べたからがんばろうと思える、すてきなものを少し。
と、言いつつ、1個ペロリといってしまった。