H E L M I

わたしの日々のこと

夜行バスの謎。

これは加齢のせいなのかな? 30歳を過ぎて以降、夜行バスで眠れなくなった。

若い頃は全然平気だった。夜行バスで東京駅八重洲口に着いて、友達と落ち合って遊んでそのままライブに行って帰りは新幹線かまた夜行バス。もしくは、昼間に新幹線で移動してライブの後夜行バスで東京を出て、そのまま出勤とか。もちろん体力もあったけど、それを支えるがごとく、とにかくどこでも寝られた。

なので、夜行バスで本当に眠れなかった時には何が何だか分からなかった。なぜ眠れないのか、全く分からなかった。ただただ目が冴えて、眠くならない。その後何度か乗ってやっぱり眠れなくて、あまりにしんどいので、もう夜行バスではくつろげない体になってしまったのかと、バスを避けるようになった。

東京や博多に行くのに、新幹線の運賃が片道1万円を切ることは無い。でも、LCCなら基本的に1万円を超えることはほぼ無いし、JALANAだってうまくすれば新幹線より安価に乗れる。難点もあるけれど、時短&コスト削減を考えたら、往復飛行機(主にLCC)移動が定番になっていた。

去年の秋、どうしても乗らざるを得なくて久しぶりに東京から夜行バスに乗った。調べに調べて選んだバスは、女性客のみ・カーテンで簡易個室・ほぼフラットにリクライニングという昔乗っていたのとは比べものにならないくらいの良環境。これなら眠れるのでは……? と期待したけど、それでもぐっすりとは行かなかった。「辛うじて眠れた気がする」という感じ。

しかし、だ。例えばフィンランド旅行中、長距離バスでヘルシンキから移動するなんてざらで、その時は普通にぐーすか寝てた。日本国内でだって、数年前、徳島に昼間の長距離バスで行った。もちろんめちゃくちゃ寝てしまった。帰りもバスだったけど、やっぱり寝てしまった。

同じバスでも、何故夜行バスだけが眠れないのか。どうすれば夜行バスでも眠れるのか。加齢のせいと諦めるしか無いのか? ほんと、なんなのかな。