寒い。めちゃくちゃ寒い。あちこちで雪が降って積もって、「ガチの冬」って感じだ。
勝ちたいと思っていた賃上げ交渉、完全勝利ではなくほんと微々たる額だけど、とりあえず昇給はあった。想定最低額を下回る、本当に微々たる額。この金額を得るために、どんなに嫌な思いをしたことか。
この額が今の仕事量への対価なのであれば、これからはもう安請け合いも安売りもしない。車出すならついでに乗せってってよと無理矢理乗り込んだ挙げ句、高速代もガソリン代も駐車場代も出さない、みたいな図々しいやり口はさせない。
納得はしていないから、これからも折につけて交渉は続ける。気に入らないなら他所に移ればいいと思われるかもしれないけど、それとこれとは話は別。仕事があるだけマシっていうのも違う。もっと低賃金でも生活はできると言われたって、そんなのもっと違う。ジリジリとでも、納得いくところまでは交渉する。それは自分の生活のため。生きるためだ。
今晩は本当に冷える。寒いから、もう布団の中だ。明日の朝、雪は積もっているだろうか。想像しながら、もう寝てしまおう。