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わたしの日々のこと

『かもめ食堂』

何回か観てるうちに好きになるとか、時間を経て良さが分かるとか、そういうことって本当にある。今日、習い事の先生が話題にしたので、久しぶりに映画『かもめ食堂』を観た。

これをきっかけにフィンランドに興味を持ったというひとが沢山いる映画で、わたしは長らく観たことがなかった。たまたまPrime Videoで観た、同じく小林聡美が主演のドラマ『パンとスープと猫日和』が面白かったので、なんとなく続けて観たのが最初。その時は、面白いと思わなかった。

登場人物の日本人たちに現実味が無いと感じて、何がそんなに琴線に触れるのか、よく分からないと言うか。もたいまさこはすごく良いなあとは思ったけど、みたいな。

久しぶりに観たら、ちょっと泣けてびっくりした。相変わらず現実味はないと思ったけど、現実味のなさがヘルシンキの街に馴染んでる気がして、満席になって良かったね……とじんわりした。なんだか、それが不思議体験って感じで、またヘルシンキいきたいなぁと思った。

あのお皿も欲しくなった。ミーハーを認めると、めちゃくちゃ楽しい。あと、アンズタケが食べたいし、クノールのアンズタケのスープ美味しいんだよな……。