粗大ゴミの「手数料券（正式名称らしい）」を買ってきた。コンビニのレジで欲しいと言ったら、ものすごく丁寧に用意してくれた。丁寧すぎて、発行店の印鑑押すのが1枚ずつゆっくりなのが新鮮だった。
ちぎって並べてタンターン！ ではなく、ちぎって向きを確認してトン、ちぎって向きを確認してトン。不思議とイライラさせない、丁寧な所作だった。
丁寧に接してくれると、こっちも丁寧に返そうと思う。別に急いでもいないし、並んでいる他の客もいないし、むしろ和んだ。今度仕事で嫌なことがあったら、そのひとから肉まんを買いたいと思った。
後は予約番号を書いて、ブツに貼ってゴミ置き場に出すだけだ。師走ってだけで忙しない気分になるのも単純だけど、これでちょっとスッキリできるぞ。もうひと息だ。
