コロナウィルスワクチンを接種してきた。先日、母と口論をした勢いで予約した。勢いで「うりゃあ!」と予約したので、いちばん近い集団接種会場の空きが出るのを待てず、少し離れた会場に。直前にキャンセルがでるかもしれないから、こまめにチェックするか......と思ったけど、2度ほど確認してキャンセルが出るどころか別日程もすべて予約不可になっているのを見て、もういいや......と、そのまま予約した会場で受けることにした。
大きな医療機関に勤める友達は、否応なしに先陣をきって接種しているので、もう5回目を済ませている。わたしは4回目だけど、友達のなかには2回目でストップしているひとも結構いるらしい。「ワクチンは人口削減のための兵器」だかなんだかいう陰謀論を信じている母は、1度も接種していない。目眩がするけど、接種しない選択を咎めるつもりも、強要するつもりもない。さっき母から電話があり30分ほど話したが、面倒くさいので今日接種してきたことも言わなかった。
会場は平日の昼間ということもあって、高齢者が多かった。漏れ聞こえる問診からは、5回目という声をいちばんよく聞いた。1回も接種していないひとは、「出来ない」か「しない」かのどちらかなので、3回目以下というひとは見た感じいなさそうだった。
12:00の予約で15分前くらいに受付をしてもらったら、12:02にはもう接種を終えていた。15分間待機して、無事何事もなく会場をあとに。めっちゃスムーズ。
その後、お昼でも食べようと歩いていたら、あからさまに道に迷っているマダムがいたので声をかけた。ワクチン接種会場に行きたいというので、「わたしも今打った帰りなんですよ」と言うと、「いいひとに声かけてもらえたわ」と喜ばれた。ちょっとだけ、うちの母親も素直にワクチン接種してくれればいいのに、という気持ちが過った。考えても仕方ないことだけど。
で、今。接種から10時間になろうとしているけれど、毎度お馴染みの腕のだるさがあるだけで、発熱はしていない。3回目のときはその日のうちに発熱して、翌々日も熱が下がらず仕事を休んだので、今回も大事をとって金曜の昼間に予約したんだけど、どうなんだろう。姉はわたしが発熱したのを指して、ずっと羨ましいと言っている。なんでも「若い方が発熱する」から、わたしが発熱したのは若さの証しなのだそうだ。
でも、昨日ひとつ年取ったし。発熱しなかったら、それはそれで姉との間の笑い話にはなりそう。今日は水分たっぷりとって、まだ半分しか読めていない『フランキスシュタイン』を読み進めよう。