主治医のせんせいは、月一の診察のときに必ず爪を褒めてくれる。爪というか、ネイル。うわあ、すごく綺麗ですねえ、いいですねえって。
今のネイリストさんには、もう5年以上お世話になってるのかな？ デコラティヴにあれこれ乗せてゴージャスに仕上げるのは卒業して、シンプルに一色とかラメグラを好むようになってから、ずっと同じサロンに通っている。
最近は100均にもジェルネイルがあって、セルフでいいんじゃないかなと思ったことも何度かあるんだけど、多分美容院とかも同じで、施術だけじゃない＋αの特別なものがあるんだよね。
ネイリストさんと一対一で向かい合っている時間は、爪がケラチンからアクセサリーに変身する時間。ひと手間ひと手間加えられる度に、指先がキラキラしてくる。それが嬉しいし、わくわくする。
本当に金銭的な余裕がなくなったら、行きたくても行けなくなるんだから、今は他人の手に委ねたい。毎月素敵ですねと言われるのも、悪くないし、気分があがる。爪に色がついているだけなのにね。
