これもPrime Videoの見放題からは消えてしまったけど、すごく、とても好きな映画。
親のつけた名前じゃなくて名乗りたい名前があったり、田舎からなんとかして出て行きたかったり、母に愛されたいけど傷つけてしまったり、痛々しさと憧れと共感を持って観た。
わたしはあんな風に感謝を伝えられる関係を母と持ってはいないけど、作中の親子のどっちも素直じゃない感や、お互いを傷つけあってる感は、身につまされるものがあった。
この映画は母と娘の物語で、それは最初から最後までそうなんだけど、レディ・バードことクリスティンと親友のジュリーとの関係がすごく好き。あの2人は一生あんな風に明け透けにお互いのことを話し合って、愛し合っていてほしい。たまに調子に乗って失礼なことするクリスティンのことを、ジュリーがちゃんと怒ったり咎めてくれたりしながらさ。それでふたりともに幸せになって欲しい。
