H E L M I

わたしの日々のこと

ため息が出ちゃう。

今朝、受験生母な同僚がえらく落胆していた。どうしたどうした? と話を聞くと、入学願書が無事届くか、不安で仕方がないのだと。子供の受験する高校はとんでもない遠方にあり、学校側の方針で中学校を通して出願しないといけないらしい。受付期間が決して長くはない上に遠方。さらに最近の郵便事情を鑑みると、それだけで気持ちは急く。自分だったら、受付開始日かその翌日には到着するように、逆算して対応する。ところが、受付は始まっているのに中学校からは発送したという連絡がない。不安になって確認したら「今日送ります」と言われたと……。

聞けば、中学校の対応は願書の取り寄せの時からたいがい鈍臭かったらしい。鈍臭いというレベルじゃなくて、もしや忘れてたのかな? ってくらい時間がかかったのだとか。こちらとしては、そもそもがイレギュラーな対応をしてもらっているという自覚があるため、先生方に余計な負担をかけてはならぬという気持ちで何事も早め早めにやってきた。でも、どうやらその思いが伝わっている気配もないし、これで天候やら何やらで願書が期間内に届かないなんてことになったら、一体どうすれば良いのか。もう、不安で不安で仕方がないのだと。

なるほど、そりゃ心配だし不安だよなと思いつつ、話を聞いていて思ったのは、事務処理とかめちゃくちゃ苦手な先生もいるんだろうな、ということ。この時期、中学校の先生たちは普段に輪をかけて忙しいんですってね。忙しい原因は受験関係のことで、多分事務作業とか事務的な段取りとか、そういうのでいっぱいいっぱいなのでしょう。

同僚は可哀想なくらい落胆してたし、正直、先生イケてないなと思う。その対応あり得ないとも思う。でももし、事務仕事が苦手な先生がこういうの担当してるのだとしたら、全方位にとって不幸だよな……。向き不向き、得手不得手あるもんな。なんだか、ため息が出ちゃうな。