H E L M I

わたしの日々のこと

しんどくなる古いもの。

以前は、というか昔は、なんてことなく楽しめたものが、楽しめなくなってきている。困惑するとか違和感を感じるどころでなく、明確な怒りを感じることもある。

最近、懐かしい映画を観て、めちゃくちゃしんどい気分になった。やんちゃな男の子が主役の青春もので、彼に恋する女の子の扱いが酷すぎて可哀想すぎて、ただただしんどい。

主人公が自分に恋する女の子に言うセリフが本当に酷くて、お前がそれ言う? ってなった。公開当時は、こんな目にあうのは女の子が馬鹿だからだって思われてたのかな? 彼女のために怒った人はいたのかな?

実際この描写の通りだったんだろうか、当時は。そんな風に扱われていたんだろうか、女の子達は。尊敬されることもなく、積極的に好意を示せばビッチとして扱われてあるいは描かれて。

今、あえてそのように描くのとは決して違う悪気のなさが感じられて、こんなにしんどくなるとは思わなかった。気持ちを分かってくれる人にだけ、タイトルを教えたい。